후리가나로 읽는 일본 고전
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ああぎょくはいにはなうけて
ああ玉杯に花うけて
佐藤 紅緑
佐藤 紅緑의 ああ玉杯に花うけて(ああぎょくはいにはなうけて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,617자 · 250화면
それは東京の中学校を落第して仕方なしに浦和へきた怠惰生からの感染であった。孔子は一人貪婪なれば一国乱をなすといった、ひとりの不良があると、全級がくさりはじめる。
カンニングということがはやりだした、それは平素勉強をせない者が人の答案をぬすみみたり、あるいは謄写したりして教師の目をくらますことである、それには全級の聯絡がやくそくせられ、甲から乙へ、乙から丙へと答案を回送するのであった、もっと巧妙な作戦は、なにがしの分はなにがしが受け持つと、分担を定める。
この場合にいつもぎせい者となるのは勉強家である。怠惰の一団が勉強家を脅迫して答案の回送を負担せしめる。もし応じなければ鉄拳が頭に雨くだりする。大抵学課に勉強な者は腕力が弱く怠け者は強い。
カンニングの連中にいつも脅迫されながら敢然として応じなかったのは光一であった。もっともたくみなのは手塚であった。
この日は幾何学の試験であった。朝のうちに手塚が光一のそばへきてささやいた。
「きみ、今日だけ一つ生蕃を助けてやってくれたまえね」
「いやだ」と光一はいった。
「それじゃ生蕃がかわいそうだよ」
「仕方がないさ」