일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おはなし

おはなし

夏目 漱石

夏目 漱石의 おはなし을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,680자 · 12화면

아오조라 문고

したがって製作品に対する情緒がこれにうつって行って作物に対する好厭の念が、作家にうつって行く。なおひろがって作家自身の好厭となり結局道徳的の問題となる。それゆえ作物から当然得べき感情が作家に及ぼして、しまいには justice という事がなくなって贔負というものができる。芸人にはこの贔負が特にはなはだしい。相撲なんかそれです。私の友人に相撲のすきな人がある、この人は勝った方がすきだと申します。この人なんか正義な人で、公平で、決して贔負ではない。贔負になるとこんな事ができない。かく芸を離れて当人になってくるのは角力か役者に多い。作物になるとさほどでもないようにも見える。

これほどまでに芸術とか文芸とかいうものは personal である。personal であるから自己に重きを置く。主がなくなったら personal のなくなるのはあたり前だけれども、自己がなくなれば、芸術はだめである。

あなた方が尊ぶことは、己でなくして腕である。腕さえあれば能事了れりというてもよい。工場では人間はいらないほどあってもその人間は機械の一部分のようなものである。mechanical に働く機械よりも、巧妙に働く腕が必要である。