후리가나로 읽는 일본 고전
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おれのにょうぼう
おれの女房
山本 周五郎
山本 周五郎의 おれの女房(おれのにょうぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,296자 · 46화면
努めて仕事をします、どうかそういう気持でごらんになって下さい」
加平にも島田や井上たちにも、彼の云う意味はよくわからなかったようだ。言葉の意味がわからないより、眼の前にある絵からうける感動のほうが、もっと大きく深かったのかもしれない。
加平が立っていって、まもなくそこへ祝いの酒肴が運ばれても、三人は呻いたり歎息したりして、まるで縛りつけられたかのように、屏風の前を動かなかった。
あとでわかったことだが、その屏風は松平阿波守の依嘱であった。阿波屋には領主に当るので、古くから出入りをしていたが、或るとき献上した「撫子」の二曲屏風が侯のお気にめし、ほかの絵もみたいということで、買い溜めてあった又五郎の絵を持っていった。――すると阿波侯はひじょうな執心ぶりで、六曲一双をぜひということになったのだそうである。
又五郎の屏風は阿波守には予期以上だったらしい。加平を通じて三十人扶持を賜わること、なお家を建ててやるようにという旨意が伝えられた。
又五郎はすなおに受けた。家は新しく建てるより、小梅の寮がそのまま仕事に使えるので、加平と相談のうえそこを貰うことになった。