후리가나로 읽는 일본 고전
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 おれは二十面相だ/妖星人R(おれはにじゅうめんそうだ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 194,415자 · 391화면
「ウハハハハハ、どうだ、明智先生、おれの魔法がわかったか。いまにきみは、カニにくわれてしまうのだぞ。」
メフィストの二十面相が、おばけガニのうしろから、ぶきみな声で、あざわらいました。
すると、どうでしょう。こんどは、明智探偵が、魔法を使ったのです。
立っている明智のからだから、スーッと、もうひとりの明智がわかれて、そのとなりに立ちました。
それから、また、もうひとり、また、もうひとり、とつぎつぎにほんとうの明智探偵のほかに、五人の明智が、そこにならんだのです。
「ワハハハハハ、魔法を使うのは、きみばかりじゃないよ。ほら、これを見たまえ。」
明智の声がひびきわたると、五人の明智が、サッと、五ひきの大ガニに、とびかかっていきました。
カニと人間との大格闘です。すさまじい争いです。大ガニは、二本のはさみを、ふりたてて、メチャメチャに、もがきまわりました。
五人の明智は、そのはさみを、両腕で、グッとだきしめて、おそろしい力で、カニどもを、その場に、ねじりたおすのでした。
うしろに、つっ立って、それを見ている明智探偵の顔にも、汗が流れてきました。しかし、あのするどい目は、やっぱり、またたきもせず、メフィストの二十面相を、にらみつけています。