후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おくみさんとそのしゅうい
お久美さんと其の周囲
宮本 百合子
宮本 百合子의 お久美さんと其の周囲(おくみさんとそのしゅうい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,369자 · 149화면
「大馬鹿よ!
と云う一句の響きを思い返した。
非常に皮肉らしくあった。
又大変悲しそうでもあった。
苦しい苦しい物を吐き出した様な響であった事を思うと、お久美さんが単に重三の噂の心持にはなれないで居たに違いないと思われて来ると、恐ろしい気持が※(「くさかんむり/惠」、第3水準1-91-24)子の胸一杯になった。
「まあ、まさか。
でも大馬鹿でも介いやしませんね。
彼の人が好きで自分の養子に仕たんだもの、
貴女には何にも関係がない。
ほんとに何にも関係がありゃあしないんだもの、
ねえ、お久美さん。
※(「くさかんむり/惠」、第3水準1-91-24)子は殆ど涙の出そうなまで悲しい気持になって居た。
「ええ、そうでしょうよ。
お久美さんは非常に投げやりな口調で云うと、恐ろしく神経的に袂の先をピンピン引っぱりながら涙を一杯目に浮べて来た。
その様子を見ると※(「くさかんむり/惠」、第3水準1-91-24)子は堪えられない様になりながら非常に興奮して、
「お久美さん、貴女何か思い違いをして居ますよ。
あの人は只彼の家の息子になって来たので貴女にはほんとに何でもない人なんですよ。