일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けしのはたけ

けしの圃

小川 未明

小川 未明의 けしの圃(けしのはたけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 5,337자 · 11화면

아오조라 문고

その話は、よく小太郎にはわからなかったけれど、知らぬ男と女に、小太郎をくれてやるというような話らしかったのです。小太郎は、なんとなく心細くなって泣きたくなりました。そして、はたしてそれはほんとうに父がそう思っているのだろうかと振り向いて父親の顔をじっと見つめました。ちょうど、そのとき、知らぬ女が、

「だって、この子は入れ目じゃないかね。いくらなんぼでも役にたたない。」といいました。つづいて、知らぬ男が、しゃがれ声でなにかいいました。

「さあ、あちらへいこう。」と、父親は、急に小太郎の手を取りました。小太郎は、やはり自分は父親とは離れることがないのだと思うと、急に気がゆるんで一時に熱い涙がほおに伝わりました。

それから、その暗い宿を立って、また松原の中の小路を歩いて、つぎの町の方へと二人はいきました。

小太郎は、歩きながらいろいろなことを空想しました。いつも父親に気に入らないことがあるたびにひどくいじめられるよりは、あの女の人のところへ、もらわれていったら、あの女の人は、自分をかわいがってくれなかろうか。けれど、あのしゃがれ声の男の人は怖い。などと思いました。