후리가나로 읽는 일본 고전
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さぶ
さぶ
山本 周五郎
山本 周五郎의 さぶ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 210,521자 · 415화면
それらは大汐のときなど、海に干潟ができたときに嗅いだものなのである。さんてつ先生は、石で圧迫されたために、内臓にひずみができているのだろう、まもなくおさまるだろうと云った。
「あにいの気持はおれにゃあわかるんだ」と或る夜、栄二の枕許で金太が云った、「そうだな、そのあいだあにいがどんな気持でいたか、わかるのはこの中でおれ一人だろうな」
例によって五、六人集まっていたが、与平のほかはあの日みな出仕事にまわされ、石垣の崩れた現場にはいなかった。
「おめえはいつも五文がとこ知ったかぶりをするぜ」と万吉がまぜ返した、「たとえその場にいたところで、埋められた気持なんてものは当人のほかにわかりっこありゃあしねえや」
「おれは埋められたんだぜ」と金太が云った、「あの大あらしのときによ、倒れた長屋の下敷きになって、潮はあげてくるしもうちょっとで溺れ死ぬようなめにあった、あにいたち、そうだ、おめえもその一人だが、助け出されるまえにおらあもうだめだと思って、いっしょけんめえお経文を唱えてたくれえだ」
「おめえ経文を知ってるのか」と脇から一人が云った。
「べらぼうめ江戸っ子だぜ」