후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しいたげられたてんさい
しいたげられた天才
小川 未明
小川 未明의 しいたげられた天才(しいたげられたてんさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,087자 · 9화면
ちょうど、文章を作るにも、文法を知らないと書けないように、好きだからといって、すぐになれるもんじゃないのだよ。」と、先生にいわれました。
このもっともらしく聞こえた、先生の言葉は、秀吉を真っ暗な絶望へつき落としました。
「好きだけでは、だめでしょうか。」
「まず、だめだな。しかし、君はたいへん熱心だから、せめて、耳だけなりと発達させるといい。僕も、君のことは考えておこうよ。」と、人のいい先生は、まずしげな少年をあわれみながら、こういって、なぐさめてくれました。
秀吉は、出かけるとき、胸に描いた、桃色の希望の影は、どこかへ消えて、家へもどるときは、失望の底を歩くように、運ぶ足が重かったのでした。ただ、先生の考えておいてくださるという言葉に、はかない望みをかけていたのであります。
その翌日から、彼はまた山へてつだいに出かけました。そして谷川の流れへくれば、いつに変わらずよかったし、林でなく小鳥の声を聞けば、無条件で自然が讃美されるのでした。
「だが、学問がなくては、まだほんとうのことは、わからぬのだろうか。」と、彼は、急に元気がなくなり、気持ちが重くなるのでした。