일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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それから

それから

夏目 漱石

夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면

아오조라 문고

梅子と縫子は長い時間を御化粧に費やした。代助は懇よく御化粧の監督者になって、両人の傍に附いていた。そうして時々は、面白半分の冷かしも云った。縫子からは叔父さん随分だわを二三度繰り返された。

父は今朝早くから出て、家にいなかった。何処へ行ったのだか、嫂は知らないと云った。代助は別に知りたい気もなかった。ただ父のいないのが難有かった。この間の会見以後、代助は父とはたった二度程しか顔を合せなかった。それも、ほんの十分か十五分に過ぎなかった。話が込み入りそうになると、急に叮嚀な御辞義をして立つのを例にしていた。父は座敷の方へ出て来て、どうも代助は近頃少しも尻が落ち付かなくなった。おれの顔さえ見れば逃げ仕度をすると云って怒った。と嫂は鏡の前で夏帯の尻を撫でながら代助に話した。

「ひどく、信用を落したもんだな」

代助はこう云って、嫂と縫子の蝙蝠傘を提げて一足先へ玄関へ出た。車はそこに三挺并んでいた。

代助は風を恐れて鳥打帽を被っていた。風は漸く歇んで、強い日が雲の隙間から頭の上を照らした。先へ行く梅子と縫子は傘を広げた。代助は時々手の甲を額の前に翳した。

芝居の中では、嫂も縫子も非常に熱心な観客であった。