일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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それから

それから

夏目 漱石

夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면

아오조라 문고

父がその機会を利用して、相互の関係に、永遠の利害を結び付けようと企てたのか、又は先達ての旅行先で、この機会をも自発的に拵えて帰って来たのか、どっちにしても代助はあまり研究の余地を認めなかった。自分はただこれ等の人と同じ食卓で、旨そうに午餐を味わって見せれば、社交上の義務は其所に終るものと考えた。もしそれより以上に、何等かの発展が必要になった場合には、その時に至って、始めて処置を付けるより外に道はないと思案した。

代助は婆さんを呼んで着物を出さした。面倒だと思ったが、敬意を表するために、紋付の夏羽織を着た。袴は一重のがなかったから、家に行って、父か兄かのを穿く事に極めた。代助は神経質な割に、子供の時からの習慣で、人中へ出るのを余り苦にしなかった。宴会とか、招待とか、送別とかいう機会があると、大抵は都合して出席した。だから、ある方面に知名な人の顔は大分覚えていた。その中には伯爵とか子爵とかいう貴公子も交っていた。彼はこんな人の仲間入をして、その仲間なりの交際に、損も得も感じなかった。言語動作は何処へ出ても同じであった。外部から見ると、其所が大変能く兄の誠吾に似ていた。