후리가나로 읽는 일본 고전
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それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
令嬢は固より席を動かなかった。
「じゃ、代さん、皮切に何か御遣り」と今度は代助に云った。代助は人に聞かせる程の上手でないのを自覚していた。けれども、そんな弁解をすると、問答が理窟臭く、しつこくなるばかりだから、
「まあ、蓋を開けて御置なさい。今に遣るから」と答えたなり、何かなしに、無関係の事を話しつづけていた。
一時間程して客は帰った。四人は肩を揃えて玄関まで出た。奥へ這入る時、
「代助はまだ帰るんじゃなかろうな」と父が云った。代助はみんなから一足後れて、鴨居の上に両手が届く様な伸を一つした。それから、人のいない応接間と食堂を少しうろうろして座敷へ来て見ると、兄と嫂が向き合って何か話をしていた。
「おい、すぐ帰っちゃ不可ない。御父さんが何か用があるそうだ。奥へ御出」と兄はわざとらしい真面目な調子で云った。梅子は薄笑いをしている。代助は黙って頭を掻いた。
代助は一人で父の室へ行く勇気がなかった。何とかかとか云って、兄夫婦を引張って行こうとした。それが旨く成功しないので、とうとう其所へ坐り込んでしまった。所へ小間使が来て、
「あの、若旦那様に一寸、奥までいらっしゃる様に」