일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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それから

それから

夏目 漱石

夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면

아오조라 문고

ので、又外へ出て酒を飲んだ。代助は酒をいくらでも飲む男である。ことにその晩はしたたかに飲んだ。

「あの時は、どうかしていたんだ」と代助は椅子に倚りながら、比較的冷やかな自己で、自己の影を批判した。

「何か御用ですか」と門野が又出て来た。袴を脱いで、足袋を脱いで、団子の様な素足を出している。代助は黙って門野の顔を見た。門野も代助の顔を見て、一寸の間突立っていた。

「おや、御呼になったんじゃないのですか。おや、おや」と云って引込んで行った。代助は別段可笑しいとも思わなかった。

「小母さん、御呼びになったんじゃないとさ。どうも変だと思った。だから手も何も鳴らないって云うのに」という言葉が茶の間の方で聞えた。それから門野と婆さんの笑う声がした。

その時、待ち設けている御客が来た。取次に出た門野は意外な顔をして這入って来た。そうして、その顔を代助の傍まで持って来て、先生、奥さんですと囁やく様に云った。代助は黙って椅子を離れて座敷へ這入った。

平岡の細君は、色の白い割に髪の黒い、細面に眉毛の判然映る女である。一寸見ると何所となく淋しい感じの起る所が、古版の浮世絵に似ている。