후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちいさこべ
ちいさこべ
山本 周五郎
山本 周五郎의 ちいさこべ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,480자 · 67화면
蝋燭立、鉦、線香立、花立なども、安物だがひととおり揃っていた。しかし茂次はそれらの仏具をすっかりとりのけてしまった。ちょうど盛物を持って来たおりつが、それを見て不審そうに云った。
「それは源心寺のお住持さんが持って来てくれたんですけれど」
茂次は「みんな返してくれ」と云った。それからおりつの持っている盛物を受取り、自分で仏壇に供え、明日からは自分がするから、仏壇のことに手を出さないでくれ、と云った。
「若棟梁のお膳はいま持って来ます」とおりつが云った、「あっちはごたごたしてますからこちらであがって下さい」
茂次はふきげんに頷いた。
おりつになにか云われたのだろう、子供たちは静かにしていた。茂次の食事が終りかけたとき、正吉と松三が帰ったようすで、くろとこそこそ話すのが聞え、それから障子の向うへ来て、三人で朝の挨拶をした。茂次は茶を啜ると、すぐに立って外へ出た。
町内をぐるっと見てから、堀を越して白かね町、本町、一石橋のほうまでゆき、戻って来て福田屋へ寄った。まだ店はあいていず、住居のほうを覗くと、息子の利吉が庭を掃いていた。
「いまひと廻りして来たんだ」