일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちいさこべ

ちいさこべ

山本 周五郎

山本 周五郎의 ちいさこべ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,480자 · 67화면

아오조라 문고

助二郎はかよいで大留の帳場をしており、年は四十五歳、妻のおろくとのあいだに子供が三人ある。家は下谷の御徒町で、くろはその家の勝手口を直すために、泊りこんでいたのだという。――出入りの職人にも二人ばかり焼死者があったが、ほかの者はすぐに駆けつけて来、木場の「和七」と相談のうえ、大留の再建にかかった。

和七の先代のあるじは和泉屋七兵衛といって、死んだ留造のために、潰れかかった木場の店を二度も救われたことがあり、生涯それを深く恩にきていた。いまの七兵衛はその子であるが、父親の遺志を継ぐ気持だろう、自分でやって来て「材木のほうは手を打った、必要なら幾らでもまわす」と云い、とりあえず仮小屋を建てることになった、ということである。

三度めにいって来た大六は、普請の注文が三つあり、助二郎が采配を振って、すでに職人や木の割当てをつけたと語った。それから、仮小屋にはくろのほかに、焼けだされた弟子筋の職人が三人、仕事の関係で泊りこんでいること、その世話をするために、女を一人雇ったことなどを告げた。茂次はうんうんと聞くだけだったが、大六はそこで、ちょっと頭を掻きながら口ごもった。