일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんきんしょう

ちくま日本文学014 谷崎潤一郎

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 ちくま日本文学014 谷崎潤一郎(しゅんきんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,196자 · 169화면

아오조라 문고

床の間には既に宝物の数々が飾ってあって、主人はそれらの品を一つ一つ、恭しく私たちの前に並べた。

「菜摘邨来由」と題する巻物が一巻、義経公より拝領の太刀脇差数口、及びその目録、鍔、靱、陶器の瓶子、それから静御前より賜わった初音の鼓等の品々。そのうち菜摘邨来由の巻物は、巻末に「右者五条御代官御役所時之御代官内藤杢左衛門様当時に被レ遊二御出一御中付候ニ付大谷源兵衛七十六歳にて伝聞之儘を書記し我家に残し置者也」とあって、「安政二歳次乙卯夏日」と云う日附けがある。その安政二年の歳に代官内藤杢左衛門が当村へ来た時、今の主人の何代か前の先祖にあたる大谷源兵衛老人は土下座をして対面したが、この書付けを見せると、今度は代官の方が席を譲って土下座をしたと伝えられている。但し、巻物は紙が黒焦げに焦げたごとく汚れていて、判読に骨が折れるため、別に写しが添えてある。原文の方はどうか分らぬが、写しの方は誤字誤文が夥しく、振り仮名等にも覚束ない所が多々あって、到底正式の教養ある者の筆に成ったとは信ぜられない。しかしその文によると、この家の祖先は奈良朝以前からこの地に住し、壬申の乱には村国庄司男依なる者天武帝のお味方を申して大友皇子を討ち奉った。