일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんきんしょう

ちくま日本文学014 谷崎潤一郎

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 ちくま日本文学014 谷崎潤一郎(しゅんきんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,196자 · 169화면

아오조라 문고

端緒であるがこの書は生漉きの和紙へ四号活字で印刷した三十枚ほどのもので察するところ春琴女の三回忌に弟子の検校が誰かに頼んで師の伝記を編ませ配り物にでもしたのであろう。されば内容は文章体で綴ってあり検校のことも三人称で書いてあるけれども恐らく材料は検校が授けたものに違いなくこの書のほんとうの著者は検校その人であると見て差支えあるまい。伝によると「春琴の家は代々鵙屋安左衛門を称し、大阪道修町に住して薬種商を営む。春琴の父に至りて七代目也。母しげ女は京都麩屋町の跡部氏の出にして安左衛門に嫁し二男四女を挙ぐ。春琴はその第二女にして文政十二年五月二十四日をもって生る」とある。また曰く、「春琴幼にして穎悟、加うるに容姿端麗にして高雅なること譬えんに物なし。四歳の頃より舞を習いけるに挙措進退の法自ら備わりてさす手ひく手の優艶なること舞妓も及ばぬほどなりければ、師もしばしば舌を巻きて、あわれこの児、この材と質とをもってせば天下に嬌名を謳われんこと期して待つべきに、良家の子女に生れたるは幸とや云わん不幸とや云わんと呟きしとかや。また早くより読み書きの道を学ぶに上達すこぶる速かにして二人の兄をさえ凌駕したりき」