후리가나로 읽는 일본 고전
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ひどいけむり
ひどい煙
久生 十蘭
久生 十蘭의 ひどい煙(ひどいけむり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,064자 · 18화면
それぞれの目鼻だちがはっきり見えるほどの距離なのだが、死角になっているので砲撃の効果をあげることができない。
デ・リィプ号には、松平伊豆、戸田左門、長崎奉行、長崎御代官、鉄砲御用衆の面々が砲撃の効果を冷然と観察している。カロンは窮地におちいり、尾崎の東のわずかばかりの平地に五ポンド砲を据え、細谷ごしに出丸を砲撃したが、それでもだめ。松浦肥前が見かねて、十二ポンド砲と四門の加農砲を平戸から送ってよこしたが、それが、いっそういけないことになった。というのは、それらは、寛永四年に、台湾の前総督ピーテル・タイエットが、うやうやしく献上したものだったが、が磨滅した、役にもたたぬ廃物同様の古砲だったので、家光は激怒して、そっくりつっ返させたその四門の加農砲だったのである。
カロンは知らなかったが、中に歪みか疵があったのだとみえ、最初の一発で砲口が破裂し、砲手が砲身の破片で腹をうちぬかれ、砲座の外側、東の竹柵に叩きつけられて即死するという散々な始末だったので、オランダ人の信用を恢復するため、日本人に見せてはならないことになっていた榴霰弾を百人ばかりの磯浦の女子供の中へ打ちこみ、砲撃の効果をあげることに成功した。