후리가나로 읽는 일본 고전
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ふもれすく
ふもれすく
辻 潤
辻 潤의 ふもれすく을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,833자 · 37화면
自分と精神的生活の色彩が似ているだけそういう連中にヨケイ嫌いな人間がいるようだ。
殺された高尾の平公などは僅か二、三度遇ったきりだが随分好きな人間だったから、葬式にも出かけたのだ。僕は彼と社会主義の話なんか一度もしたことはなかった。彼は全体、ボルなのかアナなのだかなんなのだか僕はいまだに一向知らない。知る必要もない。ただ僕は平公という人間が好きだった。
またパンタライの黒瀬春吉の如きは十年来僕の浅草放浪時代からの親友だが、彼はある主義者にいわせるとスパイなのだそうだが、スパイかアマイか僕は一度も彼をなめてみた事はないが、彼奴はこんどの地震で潰されて死にはしないかと僕は時々心配している。パンタライという名も僕が命名してやったので、千束町にいたヘイタイ虎などと同様――僕にはありがたい友達なのである。デ・クインシイが倫敦で餓死しかけた時、彼を救ったのは少女の淫売婦であったことは僕の名訳『阿片溺愛者の告白』を読んだ諸者はつとに御存知のはずだが、僕が千束町流浪時代に僕に酒を呑ましてくれたり、飯を食わしてくれたり、小遣い銭をくれたりしたのは、やはり私娼やバク徒やその他異体の知れぬ人達であったのだ。