후리가나로 읽는 일본 고전
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みさごのすし
みさごの鮨
泉 鏡花
泉 鏡花의 みさごの鮨(みさごのすし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,198자 · 47화면
勢なのは浴衣一枚、裸体も見えた。もっとも宿を出る時、外套はと気がさしたが、借りて着込んだ浴衣の糊が硬々と突張って、広袖の膚につかないのが、悪く風を通して、ぞくぞくするために、すっぽりと着込んでいるのである。成程、ただ一人、帽子も外套も真黒に、畑に、つッくりと立った処は、影法師に狐が憑いたようで、褌をぶら下げて裸で陸に立ったより、わかい女には可笑しかろう……
いや、蜻蛉釣だ。
ああ、それだ。
小鬢に霜のわれらがと、たちまち心着いて、思わず、禁ぜざる苦笑を洩すと、その顔がまた合った。
「ぷッ、」と噴出すように更に笑った女が、堪らぬといった体に、裾をぱッぱッと、もとの方へ、五歩六歩駈戻って、捻じたように胸を折って、
「おほほほほ。」
胸を反して、仰向けに、
「あはははは。」
たちまちくるりとうしろ向きに、何か、もみじの散りかかる小紋の羽織の背筋を見せて、向うむきに、雪の遠山へ、やたらに叩頭をする姿で、うつむいて、
「おほほ、あはは、あははははは。あははははは。」
やがて、朱鷺色の手巾で口を蔽うて、肩で呼吸して、向直って、ツンと澄して横顔で歩行こうとした。が、何と、自から目がこっちに向くではないか。