일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みずぐるま

みずぐるま

山本 周五郎

山本 周五郎의 みずぐるま을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,077자 · 54화면

아오조라 문고

和次郎は、やむなく承知した。

まもなくその美若太夫の「みずぐるま落花返し」という芸が始まった。太夫は十五六の少女であった、五尺二寸ばかりある躯はよくひき緊って、胸なども娘らしく発達しているが、しもぶくれの、どちらかというとまるっこい顔だちは、まだほんの少女のようにあどけなく、ものに驚いたような大きな眼や、うけくちのおちょぼ口などは、乳の匂いがするような感じであった。――派手な色柄の武者袴に水浅黄の小袖を着、襷、鉢巻をして、赤樫の稽古薙刀を持っている。口上が済むと、舞台の一方に三人の男があらわれ、紅白の毬を取って美若太夫に投げる。太夫は薙刀を巧みに使って、それをみごとに打ち返すのであるが、三人が続けざまに投げるのを、一つも誤たず打ち返す技は、ちょっと水際立ったものであった。

「――外山のこずえ風立ちて、瀬に舞い狂うさくら花、打っては返すみずぐるま……」

口上がそんな囃し言葉を入れると、小屋いっぱいに破れるような拍手と歓声があがった。

「どうだ、――」と修理が云った、「よく似ているだろう」

「うまいね」和次郎が頷いた、「旅芸人の芸じゃない、筋のとおった稽古をしている」