일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やぶからし

やぶからし

山本 周五郎

山本 周五郎의 やぶからし을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,476자 · 44화면

아오조라 문고

「女め、女め」あの方は喘ぎながら叫んだ、「女がどんなけだものかおれは知ってるんだ、上品ぶったってごまかされるものか、きさまは女だ、自分でよく見てみろ」

あの方はわたくしの手をもぎ放して、寝衣の衿を左右へひろげた。ついで乱暴にしごきをひきほどき、突いたり殴ったりしながら、わたくしを裸にした。わたくしはさからわなかった。やはり眼はつむったままで、裸の膝に手を置いて坐っていた。外は雪だから、気温もさがっていたことだろうが、寒さも感じなかったし、恥ずかしいとも思わなかった。

「その胸を見ろ」とあの方は荒い息をつきながら、嘲笑するように云った、「その前を見てみろ、それが女だ、それが女の正体だ、きさまもほかの女と同じけだものなんだぞ」

あの方の眼が裸の全身を撫でまわすのが感じられた。それは実際に手で触られるような感じで、視線の当るところの肌に、つぎつぎと収斂が起こったほどであった。

「待っていろ」あの方は云った、「そのまま動かずに待っていろ、そのままでいるんだぞ」

よろめく足どりで、あの方は寝所を出ていった。

わたくしは眼をあいて、ぬがされた物を順に身に着け、しごきをしめた。