일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イグアノドンのうた

イグアノドンの唄

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 イグアノドンの唄(イグアノドンのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,469자 · 21화면

아오조라 문고

学界からも倫敦人からもひどく嫌われているが、動物学者としては、独創的な考えを持ち、かつ甚だ実行力に富んだ人である。そのチャレンジャー教授は、かつて単身南米アマゾン上流の秘境を探検したことがある。アマゾンの上流は、たくさんの支流に分れていて、その中には、まだ白人の足を踏み入れたことのない支流がいくつも残されている。

チャレンジャー教授は、カヌーに乗って、その支流の一つを遡航した。そしてインディアンの部落で、丁度今息を引きとったばかりの白人の遺骸にあう。その僅かな遺品を整理して、この白人は、アメリカのデトロイトの市民ホワイトという人であることを知る。画家でありかつ詩人であるこのホワイト君は、アメリカの物質文化に飽き果てた挙句、新しい霊感を求めて、アマゾンの秘境を放浪していた男であるらしい。「疲れ切った姿で、クルプリの棲む密林の方から、さまよい出て来て、部落にたどりついた途端に倒れた」という以外には、この男のことは何も分らない。クルプリというのは、南米インディアンの間に広く行き渡っている伝説で、山の精を意味する。この山の精に遭った人は、再び生きて人間の社会には戻れないと、昔から確く信ぜられていたのである。