후리가나로 읽는 일본 고전
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イグアノドンのうた
イグアノドンの唄
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 イグアノドンの唄(イグアノドンのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,469자 · 21화면
この種類の化石魚は、古代生物としても、非常に古いもので、巨大爬虫類のディノザウルスなどが、その怪異な姿を見せていた時代、即ちジュラ紀よりも、更に一億年近い太古において、既に地球上に出現していたものである。最初にこの魚類の化石の現れるのは、古生代のデヴォン紀であって、それは現在の知識では、現代から、二、三億年も昔のことと推定されている。それからずっとこの異魚は、たいした体形の変化もなく、中生代末の白堊紀即ち、ジュラ紀の次の時代まで、太古の海中に種属の繁栄をつづけて来た。そして巨大爬虫類の怪物たちが、地球上からその姿を消した次の時代には、この魚たちも完全に絶滅してしまったのである。少くも昭和十三年の十二月二十二日までは、そう信ぜられて来ていた。
ところがその五千万年乃至一億年以前の魚が、突如として南阿の一角に出現し、暫時ではあったが、現にこの太陽の光の下で、その生命を見せてくれたのであるから、この方面の専門学者たちはもちろんのこと、世界中の人々をあっと驚かせたのも、当然のことである。当時この話は日本の新聞にも載り、また翌年の『科学』には、詳しい紹介がなされた。