일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イタリーげいじゅつにあるひとつのもんだい

イタリー芸術に在る一つの問題

宮本 百合子

宮本 百合子의 イタリー芸術に在る一つの問題(イタリーげいじゅつにあるひとつのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,375자 · 7화면

아오조라 문고

ラテン文化はアフリカを植民地化そうとした時から文化芸術の面でのアフリカのロマンティック化に従事して来ているのである。

今日イタリーで云われている「脱出」の新しい意味は、以上のような従来の脱出に加えて、アフリカで、沙漠で、世界観までを新にしようというところであろうが、「リビヤ白騎隊」を観て、この映画の芸術的現実の中から人間再出発の新しい典型を見ることは困難であった。監督アウグスト・ジェニーナは人間再出発の自然的条件として沙漠というものを実に根気よく繰り返し繰り返し見せている。映画の手法、映画の持っている便利なテンポを全く無視する程腰を据えて沙漠とその沙漠をラクダに乗って横切って行く土民とイタリー人の指揮官の一隊を写している。監督の意図では沙漠というものの持つ広大な自然力と小さい人間との対照、並に小さい躯に盛られている人間の自然に対する闘争力を描いて、中尉ルドヴィッチの人間的再出発の説明にあてようとしたのであったかも知れない。残念ながらこの意図は完全に失敗している。なるほど私たちは観ている中に思わず唸るほどたっぷり沙漠を見せられるが、その沙漠はただ風が吹き暴れたり、陽が沈んだり、夜が明けたりする変化に於てだけとらえられている。