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イデオロギーのろんりがく

イデオロギーの論理学

戸坂 潤

戸坂 潤의 イデオロギーの論理学(イデオロギーのろんりがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,463자 · 229화면

아오조라 문고

――さて、そうであるから一般に、性格的論理形態を決定するものは、論理の動機である。

尤も論理のこの動機によって、単に性格的真理ばかりではなく、同時に性格的虚偽も亦動機づけられるであろう。そうすればこの動機は真偽の区別に対して無記な規定を動機するに過ぎないかのようである。併し元来、虚偽の可能性のない処には現実的な真理はない。真理を真理たらしめるものがとりも直さず虚偽をして虚偽たらしめる処のものであった――前を見よ。そして夫が恰も論理のこの動機に外ならない。――さて論理の動機は情意又は信念に基く*。

* 論理形態が情意によって決定される事を特に指摘したものはリボーの労作である(T. Ribot, La logique des sentiments. 特に p. 65 以下参照)。又論理の内容が信念であり、真理の性格が信念の強度にあることを強調したものはタルドであった(彼に於ては論理は目的論と表裏関係を有つ、論理に於て信念であるものは目的論に於ては欲望である)(G. Tarde, La logique sociale, chap. I 参照)。

情意乃至信念がそれ自身に於て全く没論理的であるという想像は、一つの形式主義的迷信である。