일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

カキツバタいっかげん

カキツバタ一家言

牧野 富太郎

牧野 富太郎의 カキツバタ一家言(カキツバタいっかげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,735자 · 11화면

아오조라 문고

に乗じて着ていた白ワイシャツの胸の辺へもしきりと花をすり付けて染め、しみじみと昔の気分に浸って喜んでみた。私は今この花を見捨てて去るのがものうく、その花辺に低徊しつついるうちにはしなく次の句が浮かんだ。この道にはまったく素人の私だから、無論モノにはなっていないのが当り前だが、ただ当時の記念としてここにその即吟を書き残してみた。

衣に摺りし昔の里かかきつばた

ハンケチに摺って見せけりかきつばた

白シャツに摺り付けて見るかきつばた

この里に業平来れば此処も歌

見劣りのしぬる光琳屏風かな

見るほどに何となつかしかきつばた

去ぬは憂し散るを見果てむかきつばた

なんとつたない幼稚な句ではないか。書いたことは書いたが背中に冷汗がにじんできた。

今から千余年も遠い昔にできた深江輔仁の『本草和名』には、加岐都波太、すなわちカキツバタを蠡実、一名劇草、一名馬藺子等と書き、次いで千年余りも前にできた源順の『倭名類聚鈔』にもまた、加木豆波太、すなわちカキツバタを劇草、一名馬藺と記し、次いでまた九百余年前に撰ばれた『本草類編』にも、加岐都波奈を蠡実と書いてあるのはいずれもみなその漢名の適用を誤っていて、これらはことごとく同属ネジアヤメの名である。