후리가나로 읽는 일본 고전
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カール・マルクスとそのふじん
カール・マルクスとその夫人
宮本 百合子
宮本 百合子의 カール・マルクスとその夫人(カール・マルクスとそのふじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,263자 · 25화면
この前年、二十三歳のカールはイエナ大学に出した学位請求論文によって哲学博士となった。亡くなった父も、母も、カール自身も、大学教授としての生活を考えていたのであった。ところが、ドイツの社会情勢がカールをその平安な計画から追いたてた。一八四〇年に、フリードリッヒ・ウィルヘルム四世がプロシヤ王となり、学問の自由を極力押えつけはじめた。大学の自由は失われ、学内の統一を乱すという口実で、若い進歩的な哲学者たちは大学から追放されはじめた。政府御用の神学者シェリング等が筆頭となって、考え研究する能力ある人々を追いはらった。カールはこの状況のもとで大学教授を思いすてた。文筆人として「内部の光」を「焔として」表現する決心をした。『ドイツ年誌』への寄稿をはじめた。カールはこの頃、ボンに住んだり、トリエルのヴェストファーレン家に暮したりして、つぎつぎの家庭的紛争に心を労していたといわれている。が、その内容を知るものはない。
カールとイエニーとが、長い七年間の婚約時代をへてついに結婚したのは一八四三年六月のことであった。歴史に有名な「ライン新聞の弾圧」によって、カールがその編輯者をやめさせられたのは、イエニーと結婚する三月前のことであった。