후리가나로 읽는 일본 고전
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ガラマサどん
ガラマサどん
佐々木 邦
佐々木 邦의 ガラマサどん을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 99,079자 · 202화면
益※(二の字点、1-2-22)こだわる虞がある。
「お待ち申上げますとございました」
と女中が取次いだ時、私達はホッと安心の溜息をついた。
社長の新邸へは赤石さんの自動車で乗りつけた。西洋間へ通されて待っている間に三味線の音が聞えた。
「おや、今日は金曜日だったよ」
と赤石さんが中島さんに囁いた。
「然うでしたな」
「美事担がれた」
「成程」
と中島さんが小膝を拍った。
「何うしたんですか?」
と私が訊いた。
「何あに、何あに」
と中島さんは誤魔化した。
「何だって?」
と松本さんが私の方へ耳を寄せた。
そこへ社長が入って来て、
「やあ」
と反り返った。社長のお辞儀は下らないで上るという評判だ。それは宜いが、
「これは何処の人達だね?」
と然も不思議そうに私達を見返ったのには驚いた。
「お詫につれて上りました」
と赤石さんが言ったのを合図のように、私達は、
「今日は飛んだ御無礼を申上げまして、何とも申訳ございません」
と頭を下げた。行く先々で器量の悪い話だけれど仕方がない。
「御同難の俺がもうコン/\言い聞かせて来たんですから、今日のところは水に流してやって下さい」
と赤石さんが口を添えてくれた。