후리가나로 읽는 일본 고전
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スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
辻村 伊助의 スウィス日記(スウィスにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 216,275자 · 410화면
崖の上に立つと、渓をへだてたミュルレンの台地に、朝の日をまともにうけたシルトホルンの連脈は実に壮観である。
私はウェンゲンの村を歩き廻ったあげく、ホテル・アイガーと云うのに入りこんで昼食を命じた。村はラウテルブルンネンの頭の上を、やはり南北にのびた台地にあって、そのはずれはユンクフラウが、樅に覆われた小山の上に半空を領しておる。村の後ろはやはり急な斜面で、雪を浴びた樅の梢が、折りからの朝日に美しい。
「●ミュルレンよりメョンヒとアイガーを仰ぐ」のキャプション付きの写真
●ミュルレンよりメョンヒとアイガーを仰ぐ
下りは電車に乗った。二時十分にウェンゲンをたって、半時間ばかりで、ラウテルブルンネンに帰って来た。ステーションにあずけた荷物を受け取って、すぐケーブルカーに乗りかえて、崖の上のグリュッチ Gr※(ダイエレシス付きU小文字)tsch にゆく、ユンクフラウとメョンヒ、アイガーは、登れば登るほど高く大きく見えて来る。グリュッチで電車にのりかえると、二哩半ばかりでミュルレンに着く。停車場に迎いに来ていたポルティエに荷物を頼んで、もううす寒い日暮の雪路をアルペンルーエ Hotel Alpenruhe に行った、私の泊ったのは、ラウテルブルンネンに臨んだシャレーで、ストュディオのデザインにでもありそうな、小ぢんまり