후리가나로 읽는 일본 고전
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チェーホフしろん
チェーホフ試論
神西 清
神西 清의 チェーホフ試論(チェーホフしろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,618자 · 41화면
は残念ながらはっきりしたことはわかっていない。
末弟ミハイールの回想によると、たまたま試験準備をしていた彼(ミハイール)の刑法や裁判法や監獄法などのノートをふと眼にして、とたんにチェーホフは「足もとから鳥の立つように」サガレン視察を思い立ったので、初めは冗談なのか本気なのかわからなかった、ということになる。一見すこぶる突飛なようだが、案外これが一番よく事の真相を衝いているかもしれない。チェーホフはたちまち「サガレン・マニヤ」にとり憑かれ、この流刑地に関する文献の渉猟に没頭した。出発前の彼の手紙からこの遠征の意図についての彼自身の証言を集めると、――彼はこの旅行が文学や科学に大して寄与をするだろうとは思っていない。それには知識も時間も自惚れも不足している。まあ百頁かそこらのものを書いて、せっかく学んだ医学にいささかの恩返しができればいいと思う。何はともあれこの旅行は、半年ほどにわたる心身二つながらの間断ない労働だと思う。自分は典型的な小ロシア人で、そろそろ怠け癖がつきだしたから、この際性根を叩き直す必要がある。まかり間違ったところで、この旅行から終生忘れられぬような悲喜いずれかの思い出ぐらいは得られるだろう。