후리가나로 읽는 일본 고전
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チェーホフしろん
チェーホフ試論
神西 清
神西 清의 チェーホフ試論(チェーホフしろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,618자 · 41화면
知友のあいだで義捐金の募集に努力した。その間六週間ほど流感で寝こむという不利もあったが、要するに大した金額は集まらなかった。「ロシア報知」が難民救済の文集を企画すると、『サガレンの脱走者』一篇をこの文集に寄せた。やがて年が改まるとともに、被害の最もひどかったニジニ・ノヴゴロド県へ出かけ、郡会長をしていた旧友と協力して、飢えに迫られて馬を手放した農民のために馬を買附け、これを冬のあいだ公費で飼養し農作期の到来とともに難民に配給する機関を設けた。しかしこれも実際の効果は案外少なかった。また彼は「新時代」紙の社主スヴォーリンと一緒に、ヴォローネシ県に視察に出かけたが、これは県当局の歓迎宴などの連続で、彼はすこぶる自嘲的な苦笑をうかべて退散せざるを得なかった。……これを要するに、結局なるようにしかならなかったのだ。
中篇小説『妻』は、この飢饉に直接取材した作品である。だがここで注意すべきは、この小説がじつは飢饉がまだ本格的な惨状をあらわさず、また彼自身で現地を視察に出かける二ヶ月以上も前に、書き上げられたという事実だ。つまり前もって書かれた作品なのである。