후리가나로 읽는 일본 고전
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チェーホフしろん
チェーホフ試論
神西 清
神西 清의 チェーホフ試論(チェーホフしろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,618자 · 41화면
笑いの問題になると、これはより以上の確率をもって、彼自身の稟質に帰することができるはずだ。チェーホフの笑いはよくゴーゴリの笑いと比較される。ゴーゴリはウクライナ人であったが、チェーホフの出身もやはり南方だ。といって彼の血の中に果してウクライナ種が混っていたかどうかは、確証はない。祖父はヴォローネシ県の農奴で、やがて自由を購ってウクライナに移住した。父の代になるとロストフに近いタガンローグに定住して、商家の娘を娶った。チェーホフは彼らの間に生れた第三子である。チェーホフは自分を小ロシア人と手紙の中で呼んでいる。勿論例の冗談であるが、少くとも南方の出身ということに或る程度の関心を抱いていた証拠にはなるだろう。同時に以上の諸事実からして、彼が南方系の一種衝動的な天真の笑いに必ずしも無縁でなかったことぐらいは、推察することができようと思う。
彼は十九歳でモスクワ大学にはいり、はじめて北の空気を吸った。翌年の春最初の短篇小説がユーモア新聞に掲げられたのを手始めに、「チェーホンテ」、「患者のない医者」などおびただしい筆名にかくれて、七年間に四百篇を超えるユーモア短篇、小品、雑文、通信記事の類を、滑稽新聞や娯楽雑誌に書いた。