후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
チャーリーはどこにいる
チャアリイは何処にいる
牧 逸馬
牧 逸馬의 チャアリイは何処にいる(チャーリーはどこにいる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,400자 · 31화면
「なるほど、ロス氏は子供さえ取り返せばいいのだろう。そのためには、大金を出すことも辞しまい。ロス氏は金がある。事実、全財産を投げ出してもいいとまで言っているが、そんなことをされては、まるで誘拐者に賞金を与えるようなもの、この種の犯罪を奨励するのも同じで、われわれの眼の下で、こういう取引が行なわれるのを、法として許すわけにはゆかない。金と交換に子供さえ返して寄こせば、警察は指一本触れないなどというのはもってのほかだ。そんなことがあっては無警察状態である。われわれの存在を無視し愚弄する、これよりはなはだしきものはない。われわれの眼の碧いうちは断じて――。」
西洋人だから眼の黒いうちと言うところを碧いうちとやった。とにかく敦圉いた。
実際そのとおりである。
ロス氏は、チャアリイの身柄に傷をつけずに受取りさえすればそれでよい。そのためには金なんかいくらでもだすつもりである。が、警察としては、もちろん子供も子供だが、こうなるとなによりも犯人を捕まえたい。ここに、ロス氏側と警察と二者の目的の間に、避けられない開きが生じた。そして、いわばこの事件の性質上、当然の開きこそは、じつにこの事件を取り返しのつかないことに導いてしまった真の原因である。