일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ハワイのゆき

ハワイの雪

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 ハワイの雪(ハワイのゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,073자 · 2화면

아오조라 문고

凝結核がないと、水蒸気はくっつく元がないので、水滴にはなれないのである。

事実、この高山の頂上では、湯をわかしても、湯気は立たないそうである。普通鉄瓶の口などから立つ白い湯気は、水蒸気ではなく、非常に小さい水滴の集まりである。水蒸気は透明で眼には見えない気体である。この水蒸気が、大気中の核を中心にして凝縮し、小さい水滴になったものが即ち湯気である。それで凝結核のない空気中では、湯気は出来ない。そしてマウナ・ロアやケアの頂上では、本当に湯気が立たないのである。ところが、この頂上で湯を沸かしながら、その近所で、マッチを一本擦ると、急に白い湯気がもうもうと立つことが、以前から知られている。マッチを擦ったために、凝結核がたくさんできるからである。

不思議なのは、そういう凝結核の無い、あるいは非常に少ないところで、雪が降ることである。雪の中心核は、他から運ばれるとしても、それが普通の雪の結晶に生長するには、たくさんの凝結核が要るらしいことが最近わかってきた。それでこういうところに降る雪は、よほど違った形になるものと予想される。

マウナ・ロアの頂上で一冬越して、雪の顕微鏡写真を撮れば、問題は一ぺんに片付くのであるが、少し道楽気が過ぎるかもしれない。