후리가나로 읽는 일본 고전
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ヒューメーンということについて
ヒューメーンということに就て
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 ヒューメーンということに就て(ヒューメーンということについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,991자 · 8화면
謙譲は自己沈潜の一つの方法である。しっかりと根を張ることを忘れまいとして、眼を内心に向けることである。浮草や木の葉のように風や水のまにまに吹き流されまいとする努力である。然し、所謂ヒューメーンなるものは、地面の上に寝転んで日向ぼっこをすることである。半睡の眼であたりを見廻すことである。周囲の事物の奥底に採り入ろうとする努力は勿論のこと、自分自身の魂の底を覗こうとする努力をも、凡て捨てて顧みないことである。何の足しにもならない平凡事を平凡な心で受け取ることである。其処に所謂ヒューメーンなるものの致命的な欠点が存する。
写真と芸術との区別は誰でも知っている。然し往々にして、最もよく撮られた写真を、自然人生のうちから面白い場面を切り取った写真を、ヒューメーンな芸術だとせらるることがある。然しそれは、評者の頭が或る意味で余りによすぎる結果である。魂の籠らない平面的な写真のうちから、深い意義と力と暗示とを汲み取るほどに想像が過敏なせいである。この場合、写真そのものは芸術品ではない。評者それ自身が写真を芸術品となす点に於て芸術家である。即ち評者は、余りに頭がよく或は余りに頭が悪いのである。