후리가나로 읽는 일본 고전
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ブイヨン・ドンゾール
ブイヨン・ドンゾール
滝沢 敬一
滝沢 敬一의 ブイヨン・ドンゾール을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,081자 · 7화면
トルコの病院では牛乳はのませなかったが、くすりの種類とのむ回数はほんとに多かった。
土人の看護人がフランス語で、「さあ消防夫だ」と叫びながら、大きな灌腸器を持ってとび込んできた。これがあまりよくない男で、私が毎日日記代りにかいていた通信文の切手代をごまかし、手紙を数通握りつぶされたとはしらない家庭では、病気が重くなって、ペンもとれなくなったものと思い違い、びっくりした妻はバルカン諸国のヴィザをとるのに駆け廻り、オリエント・エキスプレスで逆行していざ出発という前日に、近日退院乗船帰国の吉報を受け取ったのだった。
ここでは牛乳でなくミネラル・ウォーター、紅茶、バターをうすくぬった軽焼のパンと変っていき、院長が船医に宛てた長い診断書には、うまいものを食わせるようにとはもちろんかいてなかったのだが、デッキの長椅子に横たわって、口にする病人食は、味のあまりつかない、西洋うどんやピュレーだけで、それこそほんとに味気がなかった。地中海を走るフランス船は、イタリヤ船との競争上、飛びきりのメニューを出すものなのだから、なおさら残念だった。
フランスの家庭では、胃腸を悪くするとよくブイヨン・ド・ポアロー(ねぎの煮出し)をのませる。