후리가나로 읽는 일본 고전
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プウルのかたわらで
プウルの傍で
中島 敦의 プウルの傍で(プウルのかたわらで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,843자 · 34화면
片言は片言なりに美しさのある場合もあるけれども、男が使うような荒い言葉や下品な文句を、それと知らないで、しゃべっているのは、彼女の表情とちぐはぐな滑稽なものを感じさせた。
彼女は立上って、蒲団を敷きはじめた。彼女は、まだ、彼が帰りはしまいかということを恐れているようであった。彼は、今晩の客は彼一人であるか、どうか、を訊ねた。「ヒトリデナイ。タクサン。」と女は答えた。それが、どうも彼のもとめた返事ではなく、此の家には彼女の朋輩がまだいるという意味らしかった。彼は諦めて質問をやめた。床を敷いてしまうと、女は彼を、訊ねるような眼附で見上げた。彼は、自分の意図を伝えるのに骨を折った。彼はただ、こういう所を見に来ただけなのだ。だから、彼は勝手に寝るから、彼女も勝手に寝るがいい。こういう意味を、彼は、彼の知っている限りの朝鮮語を、日本語と交ぜて使いながら説明しようとした。併し、それはついに無益であった。何か訳の分らないことをむきになって、しゃべっている客を前にして、女は全く当惑しきっていた。しまいに、彼は寝床を指して言った。
「とにかく、お前は寝ろ。」
やっと、それだけは分ったと見えた。