후리가나로 읽는 일본 고전
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ウィタ・セクスアリス
ヰタ・セクスアリス
森 鴎外의 ヰタ・セクスアリス(ウィタ・セクスアリス)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 58,941자 · 119화면
それは例の未知のものに引かれる Neugierde である。
二台の車は大門に入った。霽波の車夫が、「お茶屋は」と云うと、霽波が叱るように或る家の名をどなった。何でも Astacidae 族の皮の堅い動物の名である。
十二時を余程過ぎている。両側の家は皆戸を締めている。車は或る大きな家の、締まった戸の前に止まった。霽波が戸を叩くと、小さい潜戸を開けて、体の恐ろしく敏速に伸屈をする男が出て、茶屋がどうのこうのと云って、霽波と小声で話し合った。暫く押問答をした末に、二人を戸の内に案内した。
二階へ上ると、霽波はどこか行ってしまった。一人の中年増が出て、僕を一間に連れ込んだ。
細長い間の狭い両側は障子で、廊下に通じている。広い側の一方は、開き戸の附いた黒塗の箪笥に、真鍮の金物を繁く打ったのを、押入れのような処に切り嵌めてある。朱塗の行燈の明りで、漆と真鍮とがぴかぴか光っている。広い側の他の一方は、四枚の襖である。行燈は箱火鉢の傍に置いてあって、箱火鉢には、文火に大きな土瓶が掛かっている。
中年増は僕をこの間に案内して置いて、どこか行ってしまった。僕は例の黒羽二重の羊羹色になったのを着て、鉄の長烟管を持ったままで、箱火鉢の前の座布団の上に胡坐をかいた。