후리가나로 읽는 일본 고전
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ひとつぼかん
一坪館
海野 十三
海野 十三의 一坪館(ひとつぼかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,902자 · 56화면
たぶん、そうであろうかと思った。しかし、これはどうすることも出来ない。ここが店の場所なんだから仕方がない。
「お客さんの来るまで、とうぶん、ここでがんばってみよう」源一はそう決心した。そして売れなくても毎日店を出した。
すると、ある日のことめずらしく彼の店の前に近づいた三人の若者があった。三人は、源一の店に並んでいる品物をのぞきこむと、一度にぷっとふきだして大笑いした。
三人組
「なあんだ。花を売っていると思えば、れんげ草じゃないか。人を笑わせやがらあ」
「誰がそんなものを買うものか」
「そうだ、そうだ。今みんな腹をへらしているんだ。食いものなら買うが、花なんぞ、誰が買っていくものか。この坊や、よっぽど頭がどうかしてるぜ。わっはっはっ」と、三人の若者は、源一の頭へ、あざけりの大笑いをあびせかけた。
源一は、しゃくにさわって、下から胸へぐっとあがってくるものを感じた。(なにをバカヤロウ、何を売ろうと、ひとのことだ。おせっかいはよしやがれ)と、かなわないまでも三人の若者をどなりつけてやりたかった。が、源一は、一生けんめいに腹の立つのを自分でおさえつけた。