후리가나로 읽는 일본 고전
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いっすんぼうし
一寸法師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면
「それは一体だれです」
紋三は息をつめて尋ねた。山野夫人の美しい笑顔が目先にちらついた。
丁度その時宿の女中がはいって来て、明智に一枚の名刺を渡した。
「アア、刑事部長の一行がやって来たんだ。すぐ出かけなきゃならない。君も一緒に行って見るか。話の残りは自動車の中でも出来るんだが」
明智はもう立上って着換えを始めていた。
旅館の門前に警視庁の大型自動車が止っていた。一行は刑事部長の外に私服の刑事二名、そこへ明智と紋三とが同乗した。
「君の注意があったから、原庭署の方へも手配を頼んで置いたよ。だが、危険なこともあるまいね」
部長は彼程の地位にも拘らず、まだ肥らないで、狐の様な感じのやせた男だった。一見何か軽々しい様でもあったが、暫く見ていると妙なすご味が出た。普通こんな場合出て来る人でないだけに多少そぐわぬ感じがあった。
「何ともいえないね。不具者ではあるが、地獄から這い出して来た様な悪党だからね。実際人間じゃないよ。小人の癖に恐しく素早くて、猿の様に木昇りが上手だ。それに彼奴一人ならいいんだが、仲間もいるし」
明智は車の席につきながらいった。
「だが、感づいて逃げ出しゃしまいね。