후리가나로 읽는 일본 고전
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いっすんぼうし
一寸法師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면
紋三にはまだ明智のいうことがよくのみ込めなかった。余り変な話なので、馬鹿馬鹿しい様な、からかわれている様な気さえした。だがその疑いを確めない内に、車はいつの間にか本所原庭警察署の建物の前に止っていた。
署では署長を始め彼等の来着を待構えていた。一同車を降りて二三の打合せを済ませると、そこの刑事なども同勢に加わって、徒歩で程近いO町に向った。刑事部長は署長室に止まって吉報を待つことにした。
刑事達は刑事部長の手前、素人探偵の指図に従わねばならなかった。彼等は養源寺、O町の家、人形師の住居と三手に分れて、それぞれ入口に張番をした。そこには明智の部下の者がさっきから彼等の来るのを待っていたのだ。
「私が合図をするまでは、どんな奴でも逃さない様にして下さい。女であろうが子供であろうが、家から出る者は一応止めて置いて下さい」
明智は何度もくり返して頼んだ。そして彼自身は紋三と一人の刑事を従えて養源寺の門内に入って行った。
庫裏の障子を開けると、汚ない爺さんが竈の前で何かしていた。
「君は向うの菓子屋のお爺さんだったね」明智が声をかけた。「お住持はお留守かね」
「ヘエ、おいでになりますよ。