일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いっすんぼうし

一寸法師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면

아오조라 문고

「家出をなすったとすれば、お嬢さんの履物が一足なくなっているはずですね」

明智が説明した。

「アア、それなれば、粗末な不断にはきますのが見えないのでございます。それと、ショールと小さい網の手提がなくなっております」

「着物はどんなのを……」

「常着のままでございます。黒っぽい銘仙なのです」

「するとつまり」明智は皮肉にいった。「一方では厳重な戸締りがあって一歩も外へ出られないはずだし、一方ではショールだとか履物だとか、家出をなすった証拠がそろっているという訳ですね」

「左様でございますの」夫人は当惑して答えた。

「じゃ、一つこの洋館の中を見せて頂きましょうか」

明智はいいながら、もう起上っていた。

階下は客間とその隣の主人の書斎との二室きりだった。明智は書斎を一渡り眺めてから、外の廊下の端の階段を上って行った。小林と山野夫人がその後に従った。二階は三室に分れていて、その全体を一人娘の三千子が占領していた。部屋の様子で三千子が余り几帳面なたちでないことが察せられた。化粧室には姿見の前に様々な化粧道具が乱雑に並んでいた。書斎では書だなや机の上が不秩序に取散らされていた。