후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ななじゅうぶんかのとし
七重文化の都市
野上 豊一郎
野上 豊一郎의 七重文化の都市(ななじゅうぶんかのとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,586자 · 27화면
そのうち、ギリシア人についていえば、彼等は商人としてはエジプトに於いて成功してるほど他国では成功しないそうだが、移民の大部分は下層生活者で、ただ数の多いのが特長である。数は少いけれどもエジプトで重要な仕事をしてるのはイギリス人とフランス人である。
しかし、だからといって、カイロをイギリス人の町ともフランス人の町ともいうことはできない。カイロは何といっても上に述べた十または九つの人種(フェラヒンだけは地方居住者だから取り除けにして)の寄合世帯の町という外はない。雑多の者が集まっててんやわんやの生活様式を作り出してる不思議な町である。
カイロについての観察はまたそのままエジプトについても適用ができる。
五
或る民族は栄え、或る民族は滅び、長い目で見るとわずかの間に時勢が転変する。そのことをルクレティウスはギリシアの炬火競走に譬えて、先の走者が後の走者に生命の炬火を渡すようだといった。彼は物質の発生分子はいかなる運動に依って別の物を産み出し、またすでに生れてる物を解消させるかを論じて、事物の更新に説き及ぼし、延いて人間の仕事の集積としての国家の興亡にも触れているが、その意識の中にはローマがギリシア文化の炬火を受け継いだことが思い浮かべられていたのだろう。