일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんじゅうねんごのせかい

三十年後の世界

海野 十三

海野 十三의 三十年後の世界(さんじゅうねんごのせかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,140자 · 137화면

아오조라 문고

「だから今度は、どうしてもうまく上陸して、火星人とも十分に話し合いたいと思います」

「火星人と話し合う。ふーん、そうかね」

モウリ博士は、大きく目をむいた。

宇宙塵

「通信がさっぱりだめになったんですって」

正吉は、そのうわさを聞くと、心配になって無電室へ行き局長のスミレ女史にあって様子をたずねた。

「ええ、その原因が分かりましたから、もう安心しています」

スミレ局長は朗らかにいった。

「すると、通信能力はもう前のように回復したんですか」

「さっぱりだめなのよ」

通信がうまくできないのに、朗らかに笑っているスミレ局長の気持ちが、正吉にはよくのみこめなかった。

「それじゃ困るですね」

「でも仕方がないのよ。あたしたちの力ではどうにもならないことなんです。火星のまわりには、宇宙塵がたくさんあつまっている層があるんです。本艇はいまその中を抜けているから、電波が宇宙塵にじゃまをされて、通信がうまくいかないのです」

局長の説明で、正吉は「なるほど、そんなことか」と、はじめて分かった。

「宇宙塵て、正吉さんは知っているでしょう」

「宇宙にたまっている塵のことでしょう」

「そんなことをおっしゃるようでは、本当にご存じないようね。