일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんじゅうねんごのせかい

三十年後の世界

海野 十三

海野 十三의 三十年後の世界(さんじゅうねんごのせかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,140자 · 137화면

아오조라 문고

それならキンちゃんにまかせるのが一番いいですよ」

キンちゃんが呼ばれた。そしてカンノ博士の話が伝えられた。キンちゃんは、

「おっと、そのことなら合点だ。あっしにすっかりまかせておきなさい」

キンちゃんは、それから料理部屋へかけこむと、バックにいっぱい食べ物をつめて、提げて出て来た。

そこで一行は、例の池へ出かけた。

正吉とキンちゃんの組と、カンノ博士とスミレ女史との組に分れ、仕事にかかった。正吉とキンちゃんとは、おそるおそる池のそばへ近よって、怪魚のごきげんをとりむすぶのであった。キンちゃんの持って来た食べ物は、怪魚たちをよろこばせた。ことに、ソーダ、クラッカーは、怪魚たちをよろこばせた。ソーダ、クラッカーをなげるたびに、数百ぴきの怪魚たちは水面から宙にはねあがり、落ちてくるクラッカーを途中で自分の口に入れようと争った。そのときに初めて怪魚の全身を見ることができた。それは、じつに怪奇というかグロテスクというか、すさまじい格好と色合のものであった。全長は一メートルよりすこし長いくらいで太短かい。上半身は大きいが、下半身が発達していない。皮膚の色はうす桃色と緑色とのまだらで、腹部は白かった。