일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんじゅうねんごのせかい

三十年後の世界

海野 十三

海野 十三의 三十年後の世界(さんじゅうねんごのせかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,140자 · 137화면

아오조라 문고

もちろん用心のために持っているが、それは装甲車の中が、気密になっているからである。

装甲車は、みんなで十台あった。一台をのこして、九台が出かけるように命令されている。正吉少年が乗りこんだ装甲車は、一号車であった。いよいよ出かけるときになって、隊長マルモ・ケン氏が乗りこんだ。この一号車長は、カンノ博士だった。

「出発」

号令と共に、空気服を着ている艇員が、三重戸の一つを、電気の力であけた。空気がもれないように、戸のあわせ目が複雑な構造になっていた。一号車は中へ進む。すると次の戸があった。

一の戸が閉まる。二の戸が開く。

一号車は、またその中へはいる。すると三の戸につきあたりそうになった。

その三の戸も、開かれた。その外は、まぶしい月世界の風景があった。

一号車は、音もなく、外へゆらゆらと出て行く。そのあとに三の戸が閉った。

一つの装甲車が外に出るまでに、このようなことが数回くりかえされる。

「どうだね、正吉君。月の世界は、あまり気持のいいところじゃなかろう」

カンノ博士は正吉にいった。

正吉は小窓から外を熱心にながめていたが、

「墓場に日があたっているような風景ですね」