후리가나로 읽는 일본 고전
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 別巻(しげき「すいせんともくぎょ」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,145자 · 440화면
どうも様子が、金吾はその時、どうで春子さんは空襲にやられて死んだらしい、そんならば俺も東京で死んでもいいと思ったらしいんですねえ。……それからますますひどくなってくる空襲のさ中をまた市川へ行ってみたり、銀座の店に戻ってやしないかと思って、そちらへも行ってみたり、それから以前の黒田家の家に、春子さん立廻ってはしないかと思って、麻布のその石川の家に寄ってみたり、そうしといては、また保土ヶ谷へ引返しては、また東京へ出るというようなことで、二日も三日もあちこちと駈けまわったらしい。その時のことは、後になって金吾にきいても詳しいことは話さなかった。話そうにも、そこら前後のことは金吾自身もはっきりとは覚えていねえような様子でしたよ。とにかく三日過ぎたか、夜も行きあたりばったりの軒下や防空壕などでちょっと眠るという有様、もうグタグタにくたびれ果てて探しまわったが、どうしても春子さんは見つからねえ。もう諦める他に仕方がねえという気になったが、そいでもまだ一日、二日ウロウロしたそうだがね。もう、どうしてもこれ以上しょうがねえつうんで、そん時に金吾が辿り着いていたのが上野駅だそうでやしてね、待っていれば、どうやら切符が手に入るらしいので、とにかく一度信州に戻ってから出直そうという気になってね、ガックリして、駅の行列の尻について