후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
――その間もお光はサッサとジャガイモを袋に詰めている。――その時、床下で、土を叩く鈍い音がドシン、ドシンと間を置いてする。清水その方を見る。――やがて、その眼をお光に移して、苦しそうな低い声で)――君、おい君――
お光 ……(ジロリと清水を見るだけでイモをさらい込む手は休めない)
清水 それを、君あ、みんな持って行くんですか?
お光 ……
清水 此処でも困っていられるんだから……。(相手は、すましてイモを袋に入れ終って、椅子から立つ。清水も思わず立ちあがっている)君んとこの事情も、なんだけれど……
お光 ……(どっちから出て行こうと奥の出入口と上手の扉の方をかわるがわる見やりながら)あんた、どなたですか?
清水 いや、僕あ――しかし、せめて半分位――
お光 (ニヤリとして)金さえ返して下さりゃ、こんなもん要りませんよ。
清水 (言句に詰ってカッとして歯をガチガチ鳴らしながら)そ、そ、そりゃ君! ――先生は、柴田先生は――腹が、すいて、栄養不良なんだ。先生には食い物が無いんだ。少しは――少しは、それを考えて君――
お光 私んちでも、栄養不良ですよ。(別に反感もなく単純に言い捨てて、背の幼児を一つゆすぶってから、ふくらんだ買物袋を下げて、サッサと奥の出入口の方へ。