후리가나로 읽는 일본 고전
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
……どっか片隅に居てコッソリこっちを見ている。……(立ちあがっている。その時、照明弾の強い青い光が、窓を照らし出して、室内をカッと明るくする)……じゃまっけだ。じゃまだ。片隅にコッソリかくれていて人間のすることにケチをつける。
治子 兄さん!(空襲と兄への二重の恐怖のために、兄の顔と、窓の外を見くらべつつ、これも立上っている)
人見 よけいな事だ! オセッカイだ! そうじゃないか。……あなたを隅っこから引っぱり出して来て、しめ殺してやりたい!(兄妹の顔を真青に照らし出している強い光)
6
片倉一家の壕舎。
地中に掘りさげたものではなくて、傾斜地に作った横穴壕を、すこし掘りひろげて三畳ぐらいの広さにしたもの。土の上に板を敷きならべ内部の一隅にフトンをしいて、両眼をギッシリとホウタイした俊子が寝ている。母親のリクは、その枕もとに坐って、口の中でブツブツいっている。父親の義一は、こちらの片隅にすえた石油箱に向って、時計の修理をしている。入口に近い、焼けた木の根に、きたない訓練服にゲートルで、よごれたリュックをわきに置いて、たった今よそから帰って来たらしい、憔悴した明。