일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あるくこと

三好十郎の仕事 第三巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면

아오조라 문고

須永 お願い!

モモ じゃ、これ持ってって。(フルートを須永に渡し、ズボンのバンドに手をかける)

柳子の声 (下から)モモちゃん! モモちゃん! 降りていらっしゃい! モモちゃん!

モモ (手をとめて)ほら、やっぱし、柳子おばさんが来た。

須永 いいからさ。

モモ だって……しかられちゃう。また、こんだ。

柳子の声 (すこしあがって来て)モモちゃん! さあ、もう、降りていらっしゃい! モモちゃん!

モモ はあい!

11 私の室と次ぎの室

(私の室では、私と須永が椅子にかけて話している。その次の室――と言っても、以前は物置に使っていた室が焼夷弾を食って屋根も壁も飛んでしまって床板にも大穴のあいたままの場所の、私の室とのしきりの板戸の隙間からもれてくるひとはばの光の中に、桃子をしっかり抱いた柳子、それから房代、織子、舟木、浮山、若宮、省三が、群像のように動かず、私の室からの話声に聞き入っている)

私 (もうかなり話して来たあと)……いや、私の言っているのは、そんな事じゃ無いんだ。

須永 (静かで、昂奮のあとはない)……ですから、あい子は、もしかすると自分でも気が附いていないと思うんです。